個人がサブスクリプション対応マルチサイド・プラットフォームを運営できるサービスのα版テストを開始

個人がマルチサイド・プラットフォームを運営する時代へ

オンライン・モンスター株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:鈴木 淳太、以下「オンライン・モンスター」)は個人がサブスクリプション対応のマルチサイド・プラットフォームを運営できるサービスEx-Seeds(以下、エクシーズ)のα版テストを開始します。エクシーズ上でプラットフォームを作成することで、即時にマルチサイド・プラットフォームの運営を開始することができ、プラットフォームにコンテンツのつくり手を招待したり、自身でコンテンツを提供することが可能となります。

マルチサイド・プラットフォームの概要とエクシーズ

2007年、かつて5社だけで利益の90%を稼いでいた携帯電話市場。そこに突如登場したiPhoneによって2015年にはわずか一社だけで92%の利益を占める市場へと変化しました。その背景にあると言われているのがマルチサイド・プラットフォームの力です。

マルチサイド・プラットフォームには以下4つの要素が存在します。

・製品やサービスを提供する「つくり手」
・製品やサービスを購入または利用する「買い手」
・マルチサイド・プラットフォームに関連する知財やつくり手を管理する「所有者」
・「マルチサイド・プラットフォームシステム」そのもの

例えば動画配信サービスでは、つくり手は動画制作・配給会社であり、買い手は動画を視聴する一般ユーザーです。そして、所有者はそのマルチサイド・プラットフォームを運営している企業であり、多くの場合は所有者である企業がマルチサイド・プラットフォームシステムの開発・管理等を行なっています。
そして今や多くの企業がプラットフォーム型事業を展開しており、プラットフォーム上でつくり手と買い手のインタラクションを加速させています。

一方、個人にフォーカスした場合、マルチサイド・プラットフォームシステムを構築するには多くの時間と資金が必要であることから、プラットフォームを所有するための大きな障壁となります。
エクシーズはその障壁を取り除くことで、個人を含め誰もが即時にマルチサイド・プラットフォームの運営を開始することができ、そのプラットフォームにつくり手を招いたり、自分自身がつくり手としてコンテンツを提供することができます。

取り組みの背景と今後の展望

マルチサイド・プラットフォームは外部とのインタラクションを促すことによって価値を創造するエコシステムであり、今や多くの企業がプラットフォームを構築しさまざまなサービスを提供しています。一方、個人にとってプラットフォームを所有することはものすごく高いハードルです。
その課題に対して真摯に向き合うことでオンライン・モンスターは社会的な責任を果たせると考えています。その一役を担うためにエクシーズは生まれました。

SNS等の発展により個人が大きな社会的影響力を持つ時代。個人がプラットフォームを所有するという選択肢をオンライン・モンスターは提供します。

現在エクシーズはαテストを実施しています。見込みユーザー様の意見を取り入れながらより良いサービスを目指し開発を続けており、2023年春ごろにβ版のリリースを予定しています。オンライン・モンスターではより良いサービスを作り上げるために早期にユーザーの皆様の意見を取り入れることが重要と考えており、随時テストにご協力いただける方を募集しています。お気軽にオンライン・モンスターのHPからお問合せください。